報道関係者各位
2026年1月21日
公益財団法人大阪産業局
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大阪産業局は、IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムの
一環として、立命館大学発のスタートアップであり、学生起業家が
CEO、COOを務めるドリギー株式会社による「めしパシャ:短期導入による
現場運用性および栄養ケア効果検証実証」を支援します。
実証実験は、2026年1月28日(水)から約5週間、全国で高齢者介護施設・
障がい福祉施設を運営するビオネストグループのサービス付き高齢者向け住宅
「シニアハウス笑楽 東住吉(大阪市東住吉区)」にて実施します。
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高齢者にとって「食べること」は、健康維持やQOL(生活の質)の向上に
直結する重要な要素です。特に社会課題となっている加齢に伴う心身の
衰え(フレイル)や低栄養状態は、転倒リスクの増大や要介護度の悪化を
招く要因とされています。そのため、予防的ケアの観点からも日々の
食事摂取量を正確に把握・管理することが極めて重要です。
しかし現状、多くの介護施設において食事摂取量の記録は、職員の目視と
主観に依存した方法で行われており、記録精度のばらつきが課題となっています。
また、その収集データを用いた栄養ケアに関する書類作成業務も職員の大きな
負担となっています。
こうした現場課題の解決を目的に実施するのが本件です。実施主体である
ドリギー株式会社が開発している「めしパシャ」は、食事の前後にトレーを
撮影するだけで、AIが食べ残しを解析し、摂取量・カロリー・栄養素を自動で
推定・記録する食事摂取量自動記録アプリです。
実証実験は、サービス付き高齢者向け住宅「シニアハウス笑楽 東住吉」の
入居者5名程度を対象に行います。朝・夕の食事の前後にスタッフがトレーを
撮影し、現場のオペレーションへの影響を検証するとともに、検証収集した
データを現場が活用できるか、栄養ケアの実務への変化などを確認します。
同社は実証実験で得られた結果をもとに、技術の確立や使用感の向上などの
機能改善につなげ、サービスの早期事業化をめざします。
大阪産業局が実施しているIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムでは、
今後も引き続き、全国から実証実験を募集しています。
実証実験支援の取り組みを積み重ね、大阪における新たなビジネス創出に
取り組んでまいります。
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■実証実験概要
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<実施名称>
めしパシャ:短期導入による現場運用性および栄養ケア効果検証実証
<実施主体>
○ドリギー株式会社(代表取締役CEO:太田晶景)
○所在地:滋賀県草津市野路東1丁目1-1 立命館大学BKCインキュベータ 108号室
立命館大学発スタートアップ。写真を撮るだけで食事量・栄養素・カロリーを
計測できる介護施設向けのサービス「めしパシャ」の開発に取り組んでいる。
詳しくは、ホームページ( https://www.doliggy.co.jp )をご覧ください。
<検証項目>
◯導入時のオペレーションへの影響の検証:
本プロダクトの導入によって配膳から下膳までの現場フローに支障や
過度な負担が発生しないかを確認します。
・導入前後における配膳・下膳の工程時間を計測し、
現行の計測方法と比較し同値、あるいは短縮されているか。
・現場観察を行い、無理のないオペレーションになっていないかを定性的に検証。
・撮影担当者に対してインタビューおよびアンケートを実施。作業負担が
現行の計測方法と比べて変化したか、あるいは軽減されたか。
など
◯導入による効果の検証:
収集したデータを現場が活用可能か、また栄養ケアの実務において
どのような変化をもたらすかを確認します。
・収集したデータを活用し、入居者への栄養ケアの質や
アプローチに変化が生まれるかを定性的に検証。
・現場スタッフやケアマネジャー等へのインタビュー、アンケートを通じ、
データの有用性や栄養ケアのアプローチに変化が生まれるか。
・栄養ケアに関わる業務全体の負担量にどのような影響があるか。
など
※実証実験の実施にあたっては、実施施設を運営するビオネストグループ傘下で
「人材・組織開発や事業開発支援サービス」を展開する株式会社エナジィスト
代表取締役の田中浩敬氏に学生企業を支えるメンターとしてご協力いただきます。
<実施日時>
2026年1月28日(水)から約5週間(予定)
※本実証実験は現地取材が可能です。取材にあたっての詳細は、
下記「本件に関するお問合せ先」までお問合せください。
<実施場所>
シニアハウス笑楽東住吉(大阪府大阪市東住吉区公園南矢田3-21-17)
URL http://xn--y8j4fra.com/new-home/sumiyoshi.html
※運営元:株式会社ビオネスト(代表取締役:石野政道、所在地:兵庫県神戸市)
URL https://www.bihonest.com/
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【参考】
<ソフト産業プラザTEQS>
大阪市が設置する、IoTやAIなどの先端テクノロジーを活用した
製品・サービスの開発を行う中小企業を支援する施設です。
公益財団法人大阪産業局が運営しています。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp )をご覧ください。
<IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム>
大阪咲洲の複合商業施設「ATC」と大阪舞洲のスポーツ施設を
実証フィールドとして実施する、開発・改良に必要な実証実験の支援プログラムです。
詳しくは、ホームページ( https://teqs.jp/experimentation )をご覧ください。
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<本件に関するお問合せ先>
ソフト産業プラザTEQS(公益財団法人大阪産業局)
担当 田中・高木
TEL 06-6615-1000(10時から18時まで、土曜日・日曜日・祝日除く)
MAIL. office@teqs.jp
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